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古いダイニングテーブルを、買い替える前にやすりで磨いてみた

古いダイニングテーブルを、買い替える前にやすりで磨いてみた

傷のついたダイニングテーブルを買い替える代わりに、研磨とオイル塗装で手を入れてみた記録。賃貸なら貼るだけのシートという選択肢もある。

TOMOAKI··趣味

長く使ったダイニングテーブルには傷がつくし、今の自分の気分に合わなくなることもある。買い替えを考える前に、一度手を入れてみることにした。

テーブルが無垢材か突板であれば、古いニスを剥がしてオイルで仕上げ直す方法がある。#80の粗いやすりで表面を大胆に削ると白い粉が出てくる。これは古い塗膜が剥がれている証拠で、#150、#240と番手を上げながら磨いていくと、指で触ってすべすべするところまで木肌が戻ってくる。この作業は、仕事で固まった頭を空っぽにする時間になった。木屑の匂いに包まれながら、ただ目の前の木と向き合うだけの時間だ。

削り終えたら、ウエスにオイルを染み込ませて木に擦り込む。塗った瞬間、白っぽかった木肌が濡れたような色に変わり、木目が浮き上がる瞬間がこの作業のハイライトだと思う。余分なオイルは新しいウエスで拭き取り、24時間ほど乾かせば終わる。使うほどに色が深まっていくので、半年に一度くらいオイルを塗り足すのも悪くない手間だ。

テーブルが合板や化粧板で、賃貸で大掛かりなことができない場合は、リメイクシートを貼るという方法もある。ただ、薄い安価なシートは熱で縮んだり早々に剥がれたりするので、建築内装用のもう少ししっかりしたシートを選んだほうが結果的に長持ちする。貼るときは天板の油分を拭き取ってから、中心から外側へ空気を抜くように少しずつ進める。角はドライヤーで温めると柔らかくなり、引っ張りながら裏に巻き込むときれいに仕上がる。

仕上がったテーブルには、あまり物を置かないようにしている。花を一輪だけ、あるいは読みかけの本とコーヒーカップだけ。余白があるほうが、手を入れた質感がよく見える気がする。