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婚活のプロフィールで、趣味をどう書くかに悩むということ

婚活のプロフィールで、趣味をどう書くかに悩むということ

マッチングアプリのプロフィール欄で趣味をどう書くか。「印象をよくする言い換え」というジャンルそのものを、少し疑ってみる。

TOMOAKI··趣味

マッチングアプリのプロフィール欄に何と書くか迷って、結局「カフェ巡り」のような無難な言葉に落ち着いた経験がある人は多いだろう。本当はゲームが好きなのに、引かれるのが怖くて書かなかった、という話もよく聞く。

ネット上には、こうした悩みに応える「趣味の言い換え術」の記事があふれている。料理は「家事能力」ではなく「自分を慈しむ術」、旅行は「非日常」ではなく「適応力と好奇心」——というように、趣味の意味を再定義して、相手が抱くかもしれない不安をあらかじめ打ち消しておく、という手法だ。

正直に言うと、こうした言い換えを読んでいて落ち着かない気持ちになる。趣味の内容そのものは何も変えていないのに、伝え方だけを操作して相手の印象をコントロールしようとする発想は、婚活という文脈だから許容されているだけで、他の場面なら普通に胡散臭いと感じるはずのものだ。相手に与える安心感を計算した上で情報を出す順番まで決める、というところまでいくと、もう自己紹介というより営業トークに近い。

言い換えではなく、何を大事にしているかの話

とはいえ、趣味の内容を素っ気なく並べただけのプロフィールが、何も伝えていないというのも事実ではある。「読書」とだけ書くのと、「なぜそれが好きなのか」まで一言添えるのとでは、確かに伝わる情報量が違う。ただそれは、印象操作の技術というより、自分が実際に何を大事にしているかを、少しだけ具体的に言葉にするというだけの話だと思う。

「アニメが好き」を「情熱の源泉」と言い換える必要はない。なぜその作品が好きなのか、具体的な場面や台詞を挙げて話せば、それだけで十分に伝わる。逆に、抽象度の高い美辞麗句で飾ろうとするほど、実際に会って話したときの落差が大きくなる。

ギャンブルのような、正直に書くべきか迷う趣味についても、答えは案外単純だと思う。それが今の生活を壊していないなら隠す必要はないし、壊しているなら、婚活プロフィールの書き方より先に向き合うべき話だろう。

結局、趣味の書き方に技術を凝らすより、自分が実際にその趣味の何を楽しんでいるかを、誇張も卑下もせずにそのまま書くほうが、時間はかかっても遠回りにはならない気がする。相手に選ばれるための翻訳ではなく、ただの説明で十分なのだと思う。