「ひとつまみ」という曖昧な単位を、塩分濃度で言い換えてみる。0.9%という体液に近い濃度、パスタの茹で汁の1.2%、調味料ごとの塩分換算まで、量ることについて考えてみる。
塩は量って入れる。冷蔵庫は使う順に並べる。味噌は勝手に発酵する。自炊を巡って自分が変えたのは、それくらいのことだった。
盛り付けや写真の撮り方を少し変えただけで、同じ料理がおいしく感じられることがある。それが何を意味しているのか、まだうまく整理できずにいる。