家賃と広さの真ん中、持ち家の割合と、自分の位置
民営の借家の1か月の家賃の真ん中は、全国で6.0万円
平均は6.5万円。借家(公営・社宅などを含む)に住む一人暮らしの真ん中は5.2万円、東京23区の民営借家の真ん中は8.5万円。共益費・管理費を除いた家賃で、総務省の住宅・土地統計調査(2023年)による。
持ち家に住む人は、人で数えると71%、世帯で数えると61%(国勢調査、2025年)。家の広さの平均は、持ち家が118㎡、借家が45㎡。
自分の家賃・広さと比べる ↓年代別の持ち家の割合 ↓世帯の形別の広さ ↓
家賃を、都道府県と大都市で比べる
| 都道府県 | 民営借家 真ん中 | 民営借家 平均 | 一人暮らし 真ん中 |
|---|---|---|---|
| 東京都 | 8.1万円 | 9.4万円 | 7.1万円 |
| 神奈川県 | 7.2万円 | 7.6万円 | 6.2万円 |
| 埼玉県 | 6.4万円 | 6.5万円 | 5.5万円 |
| 千葉県 | 6.3万円 | 6.5万円 | 5.4万円 |
| 大阪府 | 6.1万円 | 6.4万円 | 5.2万円 |
| 兵庫県 | 6.1万円 | 6.4万円 | 5.1万円 |
| 愛知県 | 5.9万円 | 6.0万円 | 5.1万円 |
| 京都府 | 5.8万円 | 6.2万円 | 5.2万円 |
| 奈良県 | 5.6万円 | 5.7万円 | 4.5万円 |
| 静岡県 | 5.6万円 | 5.6万円 | 4.7万円 |
| 広島県 | 5.6万円 | 5.6万円 | 4.7万円 |
| 宮城県 | 5.6万円 | 5.6万円 | 4.8万円 |
| 滋賀県 | 5.5万円 | 5.5万円 | 4.7万円 |
| 福岡県 | 5.5万円 | 5.6万円 | 4.6万円 |
| 沖縄県 | 5.3万円 | 5.3万円 | 4.5万円 |
| 三重県 | 5.3万円 | 5.2万円 | 4.5万円 |
| 茨城県 | 5.3万円 | 5.2万円 | 4.5万円 |
| 山梨県 | 5.3万円 | 5.1万円 | 4.3万円 |
| 長野県 | 5.2万円 | 5.2万円 | 4.4万円 |
| 福井県 | 5.2万円 | 5.1万円 | 4.3万円 |
| 岡山県 | 5.2万円 | 5.2万円 | 4.5万円 |
| 佐賀県 | 5.2万円 | 5.1万円 | 4.3万円 |
| 福島県 | 5.2万円 | 5.0万円 | 4.3万円 |
| 島根県 | 5.1万円 | 4.9万円 | 4.0万円 |
| 栃木県 | 5.1万円 | 5.0万円 | 4.3万円 |
| 新潟県 | 5.1万円 | 5.1万円 | 4.3万円 |
| 岐阜県 | 5.1万円 | 5.0万円 | 4.2万円 |
| 熊本県 | 5.1万円 | 5.0万円 | 4.1万円 |
| 長崎県 | 5.1万円 | 5.0万円 | 4.0万円 |
| 北海道 | 5.1万円 | 5.1万円 | 4.2万円 |
| 徳島県 | 5.0万円 | 4.9万円 | 3.9万円 |
| 石川県 | 5.0万円 | 5.0万円 | 4.2万円 |
| 群馬県 | 5.0万円 | 4.9万円 | 4.3万円 |
| 山形県 | 5.0万円 | 4.9万円 | 4.2万円 |
| 鳥取県 | 4.9万円 | 4.8万円 | 4.0万円 |
| 富山県 | 4.9万円 | 5.0万円 | 4.2万円 |
| 岩手県 | 4.9万円 | 4.8万円 | 4.1万円 |
| 山口県 | 4.9万円 | 4.8万円 | 3.9万円 |
| 香川県 | 4.9万円 | 4.9万円 | 4.2万円 |
| 大分県 | 4.9万円 | 4.7万円 | 4.0万円 |
| 和歌山県 | 4.8万円 | 4.8万円 | 3.9万円 |
| 高知県 | 4.8万円 | 4.7万円 | 3.9万円 |
| 愛媛県 | 4.8万円 | 4.7万円 | 3.9万円 |
| 鹿児島県 | 4.7万円 | 4.6万円 | 3.8万円 |
| 秋田県 | 4.7万円 | 4.7万円 | 3.9万円 |
| 宮崎県 | 4.6万円 | 4.6万円 | 3.9万円 |
| 青森県 | 4.6万円 | 4.5万円 | 3.7万円 |
| 全国 | 6.0万円 | 6.5万円 | 5.2万円 |
1か月の家賃(共益費・管理費を除く)。平均は統計局の公表値。真ん中は、家賃の区分ごとの数から計算した(不詳を除く)。一人暮らしは、借家に住む一人暮らしの世帯で、公営住宅・UR・社宅を含む。民営借家の真ん中の高い順。真ん中は区分の中を均等と仮定した計算値で、平均は0円も含む公表値なので、県によっては平均のほうが低く出る。
自分の家賃・広さは、同じ地域の中でどのあたりか
住んでいる地域と家賃、または家の広さを入れると、同じ地域の100戸・100世帯の中で何番目あたりかを示します。住まいの種類(持ち家・民営の借家など)は、同じ年代の人のうち何%が同じ種類の家に住んでいるかを示します。高いか安いか、広いか狭いかの良し悪しは、言いません。
比べる相手
民間の賃貸住宅。公営住宅・UR・社宅は入りません。
6.5(万円)のようにも、65000(円)のようにも入れられます。同居やルームシェアは、住宅全体の家賃です。
例:家賃6.0万円の場合。全国の民営の借家100戸を、家賃の安い順に並べると
50番目あたり
真ん中は6.0万円、平均は6.5万円(統計局の公表値)。
例より安い側それ以外真ん中の借家
家賃0円(約1%)と20万円以上(1%未満)は図に入れていない。区分の幅が5千円・1万円・3万円などとまちまちなので、棒の高さは同じ金額の幅あたりの数にそろえた。
持ち家の割合は、人で数えるか世帯で数えるかで変わる
「持ち家率」と呼ばれる数字は、ふつう世帯で数えた割合だ。同じ国勢調査を人で数え直すと、全国で61%が71%になる。差は若い年代ほど開く。20代前半では、その年代の人の52%が持ち家に住む一方、世帯主が20代前半の世帯で持ち家なのは3.4%しかない(10代後半では、さらに開く)。
ふつう「持ち家率」と呼ばれるのは、右の列(世帯で数える)のほう。
| 年代 | その年代の人 (人で数える) | 世帯主がその年代 (世帯で数える) |
|---|---|---|
| 15〜19歳 | 75.4% | 2.5% |
| 20〜24歳 | 52.3% | 3.4% |
| 25〜29歳 | 38.4% | 9.9% |
| 30〜34歳 | 46.9% | 26.9% |
| 35〜39歳 | 60.3% | 44.6% |
| 40〜44歳 | 67.8% | 55.3% |
| 45〜49歳 | 71.9% | 61.2% |
| 50〜54歳 | 73.6% | 64.2% |
| 55〜59歳 | 75.2% | 67.2% |
| 60〜64歳 | 79.3% | 73.2% |
| 65〜69歳 | 82.9% | 78.2% |
| 70〜74歳 | 84.0% | 80.1% |
| 75〜79歳 | 84.9% | 81.8% |
| 80〜84歳 | 85.5% | 83.1% |
| 85歳以上 | 86.5% | 83.9% |
| 全年齢 | 70.8% | 60.7% |
国勢調査(2025年)の、住宅に住む一般世帯の人員と世帯数から計算した。持ち家には、親と同じ世帯で住む親の家も入る。年齢が分からない人・世帯は年代の行に入らないが、全年齢の行には入る。
家の広さは、世帯の形で違う
| 世帯の形 | 全体 | 持ち家 | 借家 |
|---|---|---|---|
| 一人暮らし | 31㎡ | 70㎡ | 30㎡ |
| 一人暮らし | 53㎡ | 96㎡ | 37㎡ |
| 一人暮らし | 88㎡ | 109㎡ | 44㎡ |
| 夫婦のみ | 103㎡ | 118㎡ | 57㎡ |
| 夫婦+子など | 75㎡ | 102㎡ | 58㎡ |
| 夫婦+子など | 89㎡ | 106㎡ | 62㎡ |
| 夫婦+子など | 97㎡ | 108㎡ | 66㎡ |
| 夫婦+子など | 104㎡ | 112㎡ | 69㎡ |
| 夫婦+子など | 107㎡ | 114㎡ | 69㎡ |
| 夫婦+子など | 129㎡ | 135㎡ | 69㎡ |
| その他 | 106㎡ | 129㎡ | 55㎡ |
| すべての世帯 | 92㎡ | 118㎡ | 45㎡ |
延べ床面積の平均(統計局の公表値、全国)。玄関・台所・トイレ・浴室も含み、マンションやアパートは専有部分だけ。「子など」は、夫婦以外の家族のうちいちばん年上の人の年齢で分けている。18歳未満と65歳以上の両方がいる夫婦の世帯(三世代など、全国で約31万世帯)は、少ないので行に入れていない。
この数字が数えているもの
家賃と広さは、住宅・土地統計調査(2023年10月1日現在)による。住まいについての標本調査で、数えているのは人ではなく住宅と世帯だ。家賃は、持ち家以外の住宅で最近支払った1か月分の金額で、敷金・礼金・共益費・管理費は含まない。民営借家は、公営住宅、UR・公社の賃貸、社宅のどれでもない賃貸住宅を指す。民営借家と借家すべては、店舗などとの併用でない専用住宅だけを数えている。
広さは延べ床面積で、居室のほかに玄関・台所・トイレ・浴室・廊下・押し入れなども含む。マンションやアパートでは、共用の廊下や階段を除いた専有部分の広さになる。区分は29㎡以下、30〜49㎡、50〜69㎡、70〜99㎡、100〜149㎡、150㎡以上の6つしかない。
持ち家かどうかは、国勢調査(2025年10月1日現在)による。全数の調査で、人で数えた表と、世帯で数えた表の両方がある。分母は住宅に住む一般世帯で、寮・寄宿舎や施設に住む人は入っていない。地域は、住んでいる場所で分けている。
表を見て、意外だったこと
いちばん意外だったのは、持ち家の割合の二つの数え方の差だ。20代前半の人の半分以上が持ち家に住んでいる、という数字と、20代前半が世帯主の世帯で持ち家なのは30世帯に1世帯、という数字が、同じ調査から同時に出てくる。前者には、世帯主でない人として親などの持ち家に住む人が入り、後者は自分が世帯主になった世帯だけを数えている。「若い人の持ち家率」と言うときに、どちらの話をしているのかで、印象はまるで変わる。
広さの表では、65歳以上の一人暮らしの家の平均(88㎡)が、夫婦といちばん上が3歳未満の子などの世帯の平均(75㎡)より広かった。65歳以上の一人暮らしの68%は持ち家に住んでいて、家族で住んでいた家にそのまま住み続けている人も多いのかもしれない。いちばん人手の要る時期の世帯が、いちばん人の少ない世帯より狭い家にいる、という並びは、表にして初めて目に入った。
家賃の地域差は、思っていたほどではなかった。民営借家の真ん中は、最も高い東京都で8.1万円、最も低い青森県で4.6万円と、差は2倍に届かない(公表の平均で比べると、2倍をわずかに超える)。通勤時間の中位数で都道府県の差が2.5倍を超えたのと比べると、家賃のほうがそろっている。ただし、これは広さをそろえていない比較で、同じ家賃で借りられる広さは地域でかなり違うはずだ。
位置が分かっても、決まらないこと
家賃が高い側にいることも、家が狭い側にいることも、それだけでは損得の印にならない。駅からの距離、通勤時間、広さ、築年数、子どもの学校と、家賃と引き換えにしているものは世帯ごとに違い、この道具はそのどれも見ていない。持ち家と賃貸のどちらが得かも、この表からは何も言えない。分布は、ほかの世帯がどこに住んでいたかの記録であって、目標ではない。
広さには、国の目安がある。住宅・土地統計調査は、2021年3月の住生活基本計画が定めた「最低居住面積水準」(単身25㎡〔29歳以下は18㎡〕、二人以上は10㎡×人数+10㎡。人数は、10歳未満の子どもを年齢に応じて0.25〜0.75人と数える)に届かない世帯を数えていて(29歳以下の一人暮らしは、面積ではなく居住室の畳数で判定している)、借家の世帯の16%、持ち家の世帯の0.9%がこれを下回る。ただしこれは政策の目安で、暮らしに正しい広さを示すものではない。2026年3月に閣議決定された新しい住生活基本計画の本文には、筆者が探した範囲では世帯の人数ごとのこの面積の表が見当たらず、これから供給を促す住宅の規模として「40㎡程度を上回る」と書かれている。
同じ広さでも狭く感じるか広く感じるかは、家具の置き方で変わるのか、という問いには、部屋の広さ感を実験で確かめた記事がある。広さと通勤のどちらを取るかを考えるなら、通勤時間の位置も同じ調査の数字だ。
よくある質問
「真ん中」と「平均」は、どう違いますか?
真ん中(中央値)は、家賃の安い順に並べたときにちょうど真ん中に来る家賃で、平均は全部を足して数で割った値です。家賃は一部の高い物件に平均が引っぱられやすく、全国や大都市では平均のほうが高く出ます。東京23区の民営借家では、真ん中が8.5万円、平均が10.0万円と、差が1万円を超えます。平均は統計局の公表値で、家賃0円の住宅も含めて計算されています。真ん中は統計局が公表していないので、家賃の区分ごとの数から筆者が計算しました(区分の中では均等に散らばっていると仮定)。そのため、二つは単純には比べられません。実際、都道府県の多くでは、表の平均が真ん中をわずかに下回っています。
家賃に、共益費・管理費や駐車場代は入っていますか?
入っていません。この統計の「家賃」は、最近支払った1か月分の家賃だけで、敷金・礼金・共益費・管理費は含みません。管理費込みの金額で比べると、実際より高い側に出ます。駐車場代など、家賃と別に払っているものも入れないでください。
持ち家の割合が、人で数えるか世帯で数えるかで違うのはなぜですか?
世帯で数えると、一人暮らしの世帯も、5人家族の世帯も、同じ1世帯です。若い人の一人暮らしの多くは借家なので、世帯で数えると借家の割合が高く出ます。人で数えると、家族の多い持ち家の世帯が、その人数分の重みで入ります。全国では、持ち家に住む人は71%、持ち家の世帯は61%です。差は若い年代ほど大きく、20〜24歳の人のうち持ち家に住む人は52%ですが、世帯主が20〜24歳の世帯で持ち家なのは3.4%です。前者の多くは、自分が世帯主ではない持ち家、たとえば親の家に住んでいる人だと考えられます(表は、世帯の中での続き柄までは分けていません)。
親の家に住んでいる場合は、持ち家ですか?
このページの持ち家の割合(国勢調査)では、住んでいる家がその世帯の持ち物なら持ち家です。親と同じ世帯で暮らしていれば、親の名義の家でも持ち家に数えます。住宅・土地統計調査も、親の名義の住宅に住んでいる場合を持ち家としています。ローンを払い終えていなくても持ち家です。
入力した値は送信されますか?
選んだ地域や家賃・広さ・年齢の値そのものは送信しません。計算はすべてブラウザの中で行い、押したボタンの文字や結果もアクセス解析に記録しない設定にしています。ただし、サイト全体で使っている解析ツールは、どのページでも画面上のクリックやマウスの位置を記録することがあり、スライダーやボタンを操作した位置から、選んだ値のおおよそが分かる場合があります。Xなどで結果を共有した場合は、順番や割合と、選んだ地域などを含む文が共有先に渡ります。
数字はどのくらい正確ですか?
家賃と広さは住宅・土地統計調査(2023年10月)の推計で、標本調査なので誤差を含みます。統計局の示す標準誤差率は、都道府県で推計の数が3万のとき約3〜5%、1万のとき約6〜9%です。そのため、推計の数が3万(戸・世帯)に満たない組み合わせでは、順番を出していません。また、広さの区分は6つしかなく、区分の中では均等に散らばっていると仮定しているので、とくにいちばん狭い区分(29㎡以下)の中の順番は粗い目安です。持ち家の割合は国勢調査(2025年10月)の全数の集計で、標本の誤差はありませんが、住まいの種類を答えていない世帯は分母に入っていません。
出典
総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」住宅及び世帯に関する基本集計(2024年9月25日公表、e-Stat)。第112-1表(家賃の区分別の借家数)、第124-1表(世帯の型・家賃の区分別の借家に住む主世帯数)、第50表(世帯の型・延べ面積の区分別の主世帯数)、第75-2表(最低居住面積水準の状況別の主世帯数)。平均は公表値。真ん中・順番・割合は、区分別の数から筆者が計算したもの。標準誤差率は同調査の「標本抽出方法及び結果の推定方法」による。
総務省統計局「令和7年国勢調査」人口等基本集計(2026年9月29日公表、e-Stat)。第24-2表(男女・年齢・住宅の所有の関係別の一般世帯人員)、第28-1表(世帯主の年齢・住宅の所有の関係別の一般世帯数)。割合は筆者が計算したもの。
国土交通省「住生活基本計画(全国計画)」(2021年3月19日閣議決定。居住面積水準は住宅・土地統計調査の用語の解説による)、同(2026年3月27日閣議決定、国土交通省の報道発表)。