目次▼
情熱は、仕事を始める前に見つけておくものなのか
「情熱を先に見つければ、あとはずっと楽しく続けられる」――そう信じる人ほど、実際に壁にぶつかった瞬間、興味を失いやすいという実験結果がある。しかもこの助言自体、進路選択における性別間の偏りを広げる働きまで持っていた。
情熱は、どこかに完成した形で待っているのか
「好きなことを仕事にすべきだ」という、就職や転職の相談でたびたび交わされる助言には、一つの前提が静かに紛れ込んでいる。情熱というものは、すでにどこかに完成した形で存在していて、あとは自分に合ったものを探し当てればいい、という前提だ。まるで宝探しのように、地図さえあれば、いつかそれに行き当たるはずだという発想である。適性診断を受け、自己分析を重ね、「本当に好きなこと」を発見してから、そこに向かって仕事を選ぶ。順序としては、情熱が先、仕事が後になる。この順番があまりに自然に感じられるせいで、立ち止まって疑ってみる人は少ない。
誰もが一度は耳にしたことのある、この使い古された助言だが、その前提そのものを検証した実験がある。心理学者ポール・オキーフ、キャロル・ドゥエック、グレゴリー・ウォルトンが2018年に学術誌Psychological Scienceに発表した研究は、興味というものを「見つけるもの」だと考える人(固定理論)と、「育てるもの」だと考える人(成長理論)を比較する、5つの実験から成る。まず大学生126人を対象にした実験では、参加者は自分を理系寄り(「テッキー」)か文系寄り(「フージー」)のどちらかだと自認したうえで、自分の関心領域の内と外、それぞれについて書かれた学術記事(内容はインターネットの進化的アルゴリズムを論じたScience誌の記事と、文芸批評の未来を論じた学会誌の記事)を読み、関心の度合いを答えた。固定理論を強く持つ人ほど、自分の関心領域の外にある記事への関心が低く、この構図は141人を対象にした追試でも、手順を変えた別の追試でも、繰り返し同じ形で現れた。ここまではまだ「傾向」の話にすぎない。固定理論を持つ人は、すでに関心のある分野の外にあるものへの興味を持ちにくく、いざ情熱を見つけたと感じた対象についても、その先に困難が待っているとは予想していなかった。そして実際にその対象が難しくなった瞬間、成長理論を持つ人に比べて、興味を失う度合いがはっきり大きかった。「好きなことを見つける」という発想を強く持つ人ほど、皮肉なことに、見つけた対象を長く好きでいられない傾向がある。情熱を探す行為そのものが、その情熱を長続きさせる力をかえって弱めているとしたら、この助言は自分自身の足を撃つような、矛盾した構造を抱えていることになる。
この関連が、単なる相関ではなく因果であることを確かめる実験も行われている。大学の実験室に集めた参加者89人に、興味は生まれつき決まっていて一生変わらないと説く架空の雑誌記事と、興味は関わり方次第で育っていくと説く記事のどちらかを読ませた。両方の記事は、アインシュタインのような著名人を例に挙げながら、興味が生涯を通じて変わらないか、それとも人と対象の相互作用のなかで育っていくかを説く、体裁のよく似た読み物として作られている。その後、自分の得意分野の外にあるテーマへの関心を測ったところ、固定理論を読まされた群では関心の平均が7点満点中2.04にとどまったのに対し、成長理論を読まされた群では2.64まで上がっていた(統計的に有意な差)。わずか数分読んだ記事一本で、その場の関心の持ち方まで変わってしまうということになる。
この研究には、もう一つ興味深い実験が含まれている。固定理論を持つ人ほど、情熱を見つけた後の自分について「際限のないやる気が湧き続けるはずだ」という、非現実的な期待を抱きやすかった。参加者44人に自由記述で尋ねた別の実験では、固定理論への支持が強い人ほど「情熱さえ見つかれば限りない意欲が続く」と回答する確率が高く、逆に「情熱を追うことは時に難しいはずだ」と答える確率は低かった。情熱さえ見つかれば、その先はずっと楽しく進めるはずだという思い込みだ。付き合い始めの高揚感が、そのまま何十年も続くと思い込むのに近い。この期待があるからこそ、実際に壁にぶつかったとき、「情熱の見つけ方を間違えたのではないか」という疑いに転じやすくなる。この思い込みが実際にどう作動するかを確かめた実験はとりわけ具体的だ。研究チームは学生71人に、まずスティーブン・ホーキングのブラックホール理論をわかりやすく紹介する動画(2分40秒、一般向けに制作されたもの)を見せた。動画を見た直後の関心の高さは、固定理論条件でも成長理論条件でも変わらなかった。ところが続けて、同じ主題を扱う専門誌Science掲載の学術論文(かなり難解な内容)を読ませたところ、固定理論条件のほうが関心の落ち込みが大きく、なかでも「この論文は理解しづらかった」と感じた学生に限ると、その差はさらに開いた。数分前まで「面白い」と評価していたはずの固定理論条件の学生は、論文を難しいと感じた場合、関心の予測値が6点満点中2.75まで落ち込み、これは統計的に見て中間点(3.50)を有意に下回る水準だった。同じように論文を難しいと感じた成長理論条件の学生では、落ち込みは3.59にとどまっている。壁にぶつかるたびに「これは自分の本当の天職ではなかったのかもしれない」と探し直しを繰り返す人は、この思い込みの罠に、何度もはまっている可能性がある。
情熱は、あとから育つものらしい
この知見とほぼ同じ方向を向いた主張を、学術論文の外側から出しているのが、コンピュータ科学者カル・ニューポートだ。2012年の著書So Good They Can't Ignore Youで、ニューポートは「好きなことを先に見つけて、それに合う仕事を探す」という発想を「情熱仮説」と呼び、これを疑ってかかる。彼の観察では、キャリアに直結するような情熱を最初から持っている人はまれで、多くの人が「好き」だと感じているものは、スポーツや芸術のような趣味的な関心にとどまり、そのまま職業に結びつくとは限らない。むしろ、ある分野に長くとどまり、そこで通用する技能を積み上げていく過程そのものが、後から情熱を育てるのだという。先に貯金をしてから、その貯金で自由に使える時間や裁量を買う、という順番にどこか近い。情熱という財布を先に満タンにしてから仕事を選ぶのではなく、技能という元手を積み立てながら、その利息として情熱を受け取る、という順番になる。ニューポートはこの本自体は学術論文ではなく一般書だが、彼が主張する「職人的思考」――珍しく価値のある技能を身につけることに集中し、その技能が生む裁量を使って自律性や熟達感のある仕事に近づいていくという考え方――は、先のオキーフらの実験結果とかなり整合する。
心理学者アンジェラ・ダックワースの「グリット」研究も、同じ方向を補強する。ダックワースは、粘り強さを支える要素の一つとして「興味」を挙げているが、その興味は最初から完成した情熱として現れるのではなく、遊びや偶然の接触から始まり、発見・発展・深化という段階を経て育っていくものだと説明している。「情熱を先に見つける」のではなく、「情熱が後からついてくる」という順序は、専門も方法もばらばらな複数の研究者が、それぞれ別の角度から同じ結論にたどり着いている点で、それなりの重みを持つ。心理学の実験室での操作、発達段階を追った観察、キャリア論としての整理という、方法も出発点も異なる三者が、同じ方向を指し示しているという事実そのものは、軽視しにくい。学術論文と一般書という、書き手の立場の違いを超えて、似た結論に収れんしているという点も、この一致に厚みを添えている。もっとも、複数の論者が同じ方向を向いていることと、その方向が正しいこととは、厳密には別の話でもある。同じ時代の空気を吸っている論者たちが、たまたま似た結論に流れ着いているだけ、という可能性も、完全には排除できない。
ただし、この補強材料であるグリットという概念自体にも、割り引いて聞くべき事情がある。2017年に発表された、584の効果量・88の独立標本・参加者6万6,807人を束ねたメタ分析は、グリットが誠実性(コンシエンシャスネス)という既存の性格特性と非常に強く重なっており、パフォーマンスや継続率との相関も、当初喧伝されていたほど大きくはなく「中程度」にとどまると報告している。しかも同じ分析は、グリットを構成する2つの下位要素――粘り強さと、関心の一貫性――のうち、成果を予測する力が強いのは粘り強さのほうで、関心の一貫性(まさに「情熱を保ち続けられるか」を測る部分)は、相対的に予測力が弱いことも示した。「情熱は後から育つ」という主張を支える柱の一本が、実はそれほど頑丈ではないかもしれない、ということになる。
探すのではなく、手元の仕事を作り変える
「情熱を探す」という発想への、もう一つの対案がある。経営学者エイミー・レズニエスキーとジェーン・ダットンが2001年に提唱した「ジョブ・クラフティング」という考え方は、情熱や意味は外部から発見するものではなく、目の前にある仕事そのものを、担当業務の組み立て方(タスク・クラフティング)、関わる相手との関係(関係性クラフティング)、その仕事の捉え方(認知クラフティング)という3つの経路で、自分の手で作り変えていくことによって生まれる、と説く。理論の提唱にとどまらず、後続の研究でも裏付けが積み重なっている。公衆衛生学者ドナルド・フレデリックと社会疫学者タイラー・ヴァンダーウィールが2020年に発表した、縦断調査・日誌調査・介入実験を対象に絞ったメタ分析の報告によれば、ジョブ・クラフティングと、その後のワークエンゲージメント(仕事への熱意や没頭)とのあいだには、d=0.37(95%信頼区間0.16〜0.58)という、この分野としては無視できない大きさの関連があるという。信頼区間の幅がやや広いことからも分かる通り、効果の大きさそのものにはまだ幅があるが、単発の横断調査ではなく時間を追った設計だけを選んで束ねている分、「熱意のある人ほど仕事を作り変えたくなる」という逆方向の因果を説明に持ち出しにくい点は評価できる。「どこかに向いている仕事を探し当てる」のではなく、「今の仕事の中で、裁量の効く部分を見つけて手を加える」という、地味だが実行可能な経路のほうに、データの裏付けが厚く積もっている。理想の転職先や配置換えを待ち続けるより、今日の仕事の一部を自分の裁量で組み替えるほうが、手の届く範囲にあるとは言えなくもない。レズニエスキーが別の共著者たちと1997年に発表した先行研究の報告によれば、この見方を裏づける、印象的な数字が残されている。196人の労働者に、自分の仕事を「単なる仕事」「キャリア」「天職」のどれに近いと感じるか尋ねたところ、回答はほぼ3等分に分かれたという。ここまでなら、職種の違いを反映しているだけだとも考えられる。ところが、まったく同じ職務内容の大学事務職員24人だけを抜き出しても、やはり3つの区分にほぼ均等に分かれていたと報告されている。同じ仕事をしていても、それを「天職」と感じるか「ただの仕事」と感じるかは、仕事の中身そのものではなく、個人がその仕事とどう向き合っているかで決まっていたことになる。天職は、外側にあるどこかの職業を探し当てることでは手に入らないのかもしれない。同じ椅子に座り、同じ書類を毎日扱っていても、それを「天職」と呼ぶか「単なる仕事」と呼ぶかは、本人の中でしか決まらない。
ただし、興味と仕事の相性自体、思うほど効いていない
ここで、話をもう一段疑ってみたい。仮に情熱が後から育つのだとしても、そもそも「自分の興味と仕事が合っているかどうか」は、満足度をどれだけ左右しているのだろうか。心理学者クリストファー・ナイらが2012年に発表したメタ分析は、60年分の研究を統合し、単純な興味尺度の得点そのものは仕事の成果と相関係数0.20、学業成績とは0.23という、控えめな関連しか示さなかった。ただし、個人の興味の傾向と、環境側の特性がどれだけ噛み合っているか(一致度)を指標に取り直すと、相関はそれぞれ0.36(仕事の成果)、0.32(学業成績)まで上がっている。興味そのものの強さより、興味と環境の組み合わせ方のほうが予測力を持つ、ということらしい。一方、心理学者ケビン・ホフらが2020年に発表した別のメタ分析は、65年分・194の効果量・参加者3万9,602人という、さらに大規模なデータを対象に、興味の一致と仕事の満足度の関係を専門に調べ、相関係数0.19という結果を出している。二つの独立したメタ分析を並べると、興味の一致は、満足度よりも成果のほうを強く予測している可能性が見えてくる。「好きなことをしていれば満足できる」という直感は、少なくともこの規模のデータからは、それほど強くは支持されない。仕事への満足度を左右する要因としては、裁量の大きさや仕事内容の多様性のほうが、より近い位置にあるとされている。0.19という数字自体は無視できるほど小さくはないが、相関にとどまる数字であり、興味と職務を一致させれば満足度が上がる、という因果関係まで示しているわけではない点には注意が要る。もともと満足度の高い人ほど、自分の仕事を「興味に合っている」とあとから意味づけている、という逆向きの説明も、まだ排除できていない。
情熱には、燃え尽きさせる種類のものもある
仮に情熱が見つかり、育ち、仕事との相性も悪くなかったとして、それで話は終わりだろうか。心理学者ロバート・ヴァレランドが提唱した「情熱の二元論モデル」は、情熱そのものを一枚岩として扱うことに疑問を投げかけている。この理論は、情熱を「調和的情熱」と「強迫的情熱」という2種類に分ける。調和的情熱は、その活動を自分の意志で人生に取り入れた結果として生まれ、他の生活領域と衝突しにくい。一方、強迫的情熱は、その活動への統制された取り込まれ方をしており、活動をやめられない、他のことに手がつかないという形で、生活の他の部分を侵食していく。ヴァレランドらが2010年に発表した研究は、この構図を2つの調査で検証している。フランスの看護師97人を対象にした横断調査(研究1)に続き、カナダ・ケベック州の看護師258人を6か月にわたって追跡した縦断調査(研究2)でも、強迫的情熱は仕事と生活の他領域との葛藤を介して燃え尽き症候群につながる一方、調和的情熱はそうした葛藤を経ずに仕事満足につながる、という道筋そのものが確認されている。文化圏の異なる2つのサンプルで、しかも一方は半年越しの追跡調査であるにもかかわらず、同じ構図が再現されたという点は、単発の横断調査にありがちな偶然の一致とは区別して受け取ってよい材料だろう。「情熱に従え」という広く流通する助言は、この2種類の情熱を区別しないまま語られることが多い。情熱さえ見つかれば安泰だという単純化は、見つけた情熱が強迫的な形を取っていた場合には、むしろ危険な処方箋になりかねない。ある活動にのめり込んでいる本人からすれば、その没入が調和的なのか強迫的なのかを、渦中で見分けるのは難しい。周囲から見れば疲弊しているようにしか見えない働き方を、本人だけがずっと「情熱」という好意的な言葉で捉え続けている、ということも起こりうる。
もっとも、この二分法をそのまま単純な善悪の対比として受け取るのも、いささか性急かもしれない。心理学者トーマス・カランらが2015年に発表した、1,308の効果量を束ねたメタ分析によれば、調和的情熱は肯定的な感情や集中体験、パフォーマンスといった望ましい結果と一貫して結びついていた一方、強迫的情熱は、否定的な感情や反すう思考といった望ましくない結果だけでなく、活力の高さのような肯定的な結果とも同時に結びついていたという。つまり強迫的情熱は、単純に「悪い情熱」というより、良い面と悪い面を併せ持つ、扱いにくい性質のものらしい。この関連の強さは年齢や性別によってはほとんど変わらなかったが、活動の領域や文化的背景によっては変動が見られたとも報告されている。強迫的情熱を抱えている本人が、その状態を手放しで肯定的に語る場面が生じうるのは、この両面性のせいでもあるのだろう。
「好きなことを探せ」という助言自体が、中立ではないらしい
もう一つ、個人の満足度とは別の層で、この助言の効果を検証した研究がある。心理学者ジョン・オリバー・シイらが2023年に学術誌Journal of Personality and Social Psychologyに発表した、事前登録された5つの実験(合計1,934人)は、「情熱に従え」という文化的な理念そのものを操作し、それが進路選択にどう影響するかを調べた。結果、「情熱に従え」という理念を意識させられた条件では、「高い収入と安定を追求すべきだ」という理念を意識させられた条件に比べて、学業・職業選択における性別間の偏りが大きくなった。さらに、女性らしさと結びつきやすい「人とのつながりを重視すべきだ」という理念と比較しても、「情熱に従え」の方が性差を拡大させていた。研究チームはさらに、この偏りが生じる経路まで特定している。「情熱に従え」という理念が意識される場面では、「収入と安定を重視すべきだ」という理念が意識される場面に比べて、女性のほうが男性より強く、「女性らしいとされる自己像」を進路選択の判断材料に引き寄せる傾向があった。この経路は、「その理念が自分の性別にふさわしいかどうか」といった他の説明変数を統制してもなお、有意な媒介として残っていた。これは個人の中の話ではなく、社会全体でこの助言がどう機能しているかという、また別の層の話になる。「好きなことを仕事にすべきだ」という一見中立な励ましが、進路選択の場面では、性別による分布の偏りを増幅する方向に働きうる、ということだ。誰に向けても一見同じように聞こえる言葉が、受け取る側の性別によって、まったく違う経路をたどって進路を狭めている可能性がある。
ただし、この実験は理念を意識させる操作(プライミング)による短期的な効果を測ったものであり、実生活の中で「情熱に従え」という助言に日常的にさらされ続けた場合に、同じ規模の効果が積み重なるかどうかまでは、この実験単体では言い切れない。それでも、中立な励ましだと思われているものが、実験室という限定された条件下でさえ測定可能な偏りを生み出したという事実は、軽く扱えるものではない。
並べてみると、この助言をめぐる話は何層にも重なっている。情熱は最初から見つかるものではなく、後から育つものらしい。ただしその情熱と仕事の相性自体、満足度への影響は思われているほど強くない。情熱にはそもそも調和的なものと強迫的なものという、性質のまるで異なる2種類があり、しかも強迫的情熱は単純に悪いものとも言い切れない、良い面と悪い面を併せ持つ厄介な代物らしい。見つけた情熱の質によっては、燃え尽きに直結することもある。情熱をはるか外側のどこかに探しに行くより、目の前の仕事を自分の手で作り変えるほうが、少なくともここまで見てきたデータの範囲では、分がよさそうではある。そして、この助言を口にすること自体が、個人の選択を超えて、集団としての進路の偏りにまで影響している可能性がある。「好きなことを仕事にすべきだ」という一文に、これだけの層が積み重なっていることは、たいてい語られない。
「情熱に従え」という一文がこれほど広く流通しているのは、その単純さゆえだろう。だが単純な言葉の裏には、見つけ方、育て方、相性、種類、探し方、そして誰にとってこの助言が公平に機能するかという、少なくとも6つの異なる論点が折り重なっている。どれか一つを検証しただけで、この助言全体の当否を判定するのは、性急にすぎる。一文で片づけられるほど単純な話ではなかったということだけは、どうやら確かなようだ。
出典
O'Keefe, P. A., Dweck, C. S., & Walton, G. M. (2018). "Implicit Theories of Interest: Finding Your Passion or Developing It?" Psychological Science, 29(10).
Newport, C. (2012). So Good They Can't Ignore You: Why Skills Trump Passion in the Quest for Work You Love. Business Plus.(一般書、学術論文ではない)
Duckworth, A. (2016). Grit: The Power of Passion and Perseverance. Scribner.
Nye, C. D., Su, R., Rounds, J., & Drasgow, F. (2012). "Vocational Interests and Performance: A Quantitative Summary of Over 60 Years of Research." Perspectives on Psychological Science, 7(4).
Hoff, K. A., Song, Q. C., Wee, C. J. M., Phan, W. M. J., & Rounds, J. (2020). "Interest Fit and Job Satisfaction: A Systematic Review and Meta-Analysis." Journal of Vocational Behavior, 123.
Siy, J. O., Germano, A. L., Vianna, L., Azpeitia, J., Yan, S., Montoya, A. K., & Cheryan, S. (2023). "Does the Follow-Your-Passions Ideology Cause Greater Academic and Occupational Gender Disparities Than Other Cultural Ideologies?" Journal of Personality and Social Psychology.
Credé, M., Tynan, M. C., & Harms, P. D. (2017). "Much Ado About Grit: A Meta-Analytic Synthesis of the Grit Literature." Journal of Personality and Social Psychology, 113(3), 492–511.
Vallerand, R. J., Paquet, Y., Philippe, F. L., & Charest, J. (2010). "On the Role of Passion for Work in Burnout: A Process Model." Journal of Personality, 78(1), 289–312.
Curran, T., Hill, A. P., Appleton, P. R., Vallerand, R. J., & Standage, M. (2015). "The Psychology of Passion: A Meta-Analytical Review of a Decade of Research on Intrapersonal Outcomes." Motivation and Emotion, 39(5), 631–655.
Wrzesniewski, A., & Dutton, J. E. (2001). "Crafting a Job: Revisioning Employees as Active Crafters of Their Work." Academy of Management Review, 26(2), 179–201.
Frederick, D. E., & VanderWeele, T. J. (2020). "Longitudinal Meta-Analysis of Job Crafting Shows Positive Association with Work Engagement." Cogent Psychology, 7(1).
Wrzesniewski, A., McCauley, C., Rozin, P., & Schwartz, B. (1997). "Jobs, Careers, and Callings: People's Relations to Their Work." Journal of Research in Personality, 31(1), 21–33.
