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週の労働時間の平均と、自分の位置

ふだんの1週間に働く時間の平均は

38.4時間

男性・女性
42.0時間・33.9時間
正規の職員・従業員
43.4時間
非正規の職員・従業員
28.4時間
うちパート
25.4時間
週60時間以上の人
5.8%

総務省の就業構造基本調査(2022年)。残業を含む、本業のふだんの実際の労働時間。平均は公表値、60時間以上の割合は時間の区分ごとの人数から計算した。

自分の労働時間と比べる ↓

年代と男女で比べる(平均)

働く人全体・正規・非正規・パートを切り替えられる。

年代・男女別の、ふだんの1週間の平均就業時間(働く人全体)
年代男女計男性女性
15〜19歳23.6時間26.1時間21.1時間
20〜24歳36.6時間37.0時間36.3時間
25〜29歳41.4時間43.2時間39.5時間
30〜34歳40.9時間43.9時間37.2時間
35〜39歳40.1時間44.1時間35.0時間
40〜44歳39.7時間44.3時間33.9時間
45〜49歳39.7時間44.4時間34.0時間
50〜54歳39.6時間44.2時間33.8時間
55〜59歳39.0時間43.3時間33.6時間
60〜64歳36.5時間40.5時間30.9時間
65〜69歳32.8時間36.2時間27.9時間
70〜74歳31.2時間33.9時間27.1時間
75〜79歳30.5時間32.9時間27.0時間
80〜84歳32.3時間34.1時間29.5時間
85歳以上32.8時間33.8時間31.3時間
15歳以上の全体38.4時間42.0時間33.9時間

平均週間就業時間は統計局の公表値。自営業の人や会社の役員は「働く人全体」に入り、正規・非正規には入らない。

自分の労働時間は、同じ働き方の中でどのあたりか

ふだんの1週間の労働時間を入れると、同じ性別・同じ年代・同じ働き方の100人の中で、短い順に何番目あたりかを示します。長いか短いかの良し悪しは、言いません。

入力ふだんの1週間に、何時間働いていますか

性別
歳空欄なら全年齢

働き方

週時間いまは例の値

実際に働いているふだんの時間(1日8時間×週5日なら40時間)。「問わない」には自営業の人も入ります。

結果

例:週40時間の場合。働く人全体(15歳以上)の100人を、労働時間の短い順に並べると

35〜68番目

40〜42時間働く人が約34%いて、この範囲に並ぶ。その中の並びは統計からは分からず、均等にいると仮定すると40番目あたり(例より短い人が約40人)。

働く人全体(15歳以上)の平均は38.4時間(統計局の公表値)。週60時間以上の人は約6%。

例 40時間平均 38.4時間

例より短い人それ以外平均

75時間以上(約1%)は図に入れていない。棒の高さは1時間あたりの人数。数えているのは週の時間が分かる人(この組み合わせの働く人の約89%。不定期や季節だけ働く人と、答えの不詳な人を除く)。

例として、週40時間は、働く人全体(15歳以上)の100人中35〜68番目のどこか。均等なら40番目あたり

この数字が数えているもの

就業構造基本調査は、5年に一度、約54万世帯の15歳以上の人に、ふだんの働き方を聞く調査だ。週間就業時間は、就業規則で決められた時間ではなく、残業を含めて、ふだんの1週間に実際に働いている時間をいう。調査は副業の時間も別に聞いているが、このページの表に入っているのは本業の時間だけだ。

時間を聞かれているのは、1年に200日以上働く人と、200日未満でも規則的に働く人だけだ。仕事があるときだけ働く人や、季節だけ働く人(働く人全体の約8%)は入らない。日数や時間が不詳の人も合わせると、働く人全体の約11%が、このページの割合と順番の外にいる。時間は、15時間未満、15〜19時間から5時間刻みで、75時間以上までの14の区分で数えられている。同じ表には「35〜42時間」「43〜45時間」のような別の区切りの集計もあるので、二つを引き算で組み合わせ、40〜42時間、43〜44時間、45時間ちょうど、のような18の区分にして使った。

毎月発表される労働力調査にも、週の就業時間がある。こちらは月末の1週間に実際に働いた時間で、副業の時間も足し、その週に仕事を休んでいた人(休業者)は0時間として平均に入れる。祝日や休暇のある週かどうかで数字が動くので、「ふだん何時間働いているか」と比べる相手には、就業構造基本調査を選んだ。

1日の時間の使い方の「仕事の時間」は、また別の調査(社会生活基本調査、2021年)で、調査日の2日間に何をしたかを15分ごとに記録したものだ。その日に仕事をした人の平均は1日7時間58分(1週間の平均、10歳以上でその日に仕事をした43%の人)。平日と週末の、仕事をした日の長さをならした1日の数字で、仕事をしなかった日は入っていない。単位も調査も違うので、このページの週の時間とは直接には比べられない。

平均では見えない、分布の形

正規と非正規、男性と女性で、何時間働く人がどれくらいいるかを、横軸を同じ目盛りにして並べた。棒の高さは、それぞれの組み合わせの中で、1時間の幅あたりに何%の人がいるか。4枚とも縦の目盛りをそろえた。区分の幅は1時間(45時間ちょうど)から15時間(15時間未満)までまちまちで、幅の広い区分は人数のわりに低く見える。75時間以上は図に入れていない。

男性・正規の職員・従業員

平均44.6時間。35時間未満が約5%、40〜42時間が約39%、50時間以上が約28%。

女性・正規の職員・従業員

平均41.3時間。35時間未満が約9%、40〜42時間が約47%、50時間以上が約15%。

男性・非正規の職員・従業員

平均32.3時間。35時間未満が約45%、40〜42時間が約29%、50時間以上が約7%。

女性・非正規の職員・従業員

平均26.7時間。35時間未満が約66%、40〜42時間が約16%、50時間以上が約2%。

1時間あたりの人の多さ

棒の高さは、それぞれの組み合わせの中の割合(1時間あたり)。4枚とも同じ縦の目盛りなので、図どうしで比べられる。

分布を見て、意外だったこと

平均の38.4時間は、法律が決めている週40時間より短い。それなら40時間より短く働く人が多数派なのかというと、そうではなかった。働く人を短い順に並べると、真ん中の人は40〜42時間にいる。このわずか3時間の幅に、働く人の34%が集まっている。平均が40時間を下回るのは、週35時間未満で働く人が25%いるからだ。

形の違いがいちばん大きいのは、女性の中だ。正規の職員・従業員の女性は、ほぼ半数が40〜42時間に入る。非正規の女性は、3人に2人が週35時間未満だが、山は20〜21時間と40〜42時間の二か所にある。どちらの図にも、45時間ちょうどに細い山が立つ。理由は表からは分からないが、答えが切りのいい数字に集まりやすいことは考えられる。女性全体の平均33.9時間は、こうした別々の山を一つの数字にまとめたものだ。

長く働く人の割合は、雇われているかどうかで分かれる。週60時間以上の人は、働く人全体では5.8%。雇われて働く人では5.2%だが、それ以外の、ほとんどが自営業主と家族従業者の人たちでは12.4%になる(全体から雇われて働く人を引いて計算した。従業上の地位が不詳の人も少し混ざる)。男性の正規の職員・従業員で60時間以上の人は、30代から50代前半まで、どの5歳の区切りでも9〜10%とほとんど変わらない。下がり始めるのは50代後半(約7%)からだ。

念のため、毎月の労働力調査と突き合わせた。休業者を除く雇われて働く人のうち、週60時間以上の人は、2022年の平均で5.2%。物差しが違う二つの調査で、就業構造基本調査の5.2%とほぼ同じになった。ただ労働力調査では、この割合は2018年の7.0%から、2025年には4.3%まで下がっている。このページの数字は2022年のもので、長く働く人は、いまはこれより少し少ないと考えたほうがよさそうだ。

位置が分かっても、決まらないこと

短い順で後ろのほうにいるからといって、働きすぎだと決まるわけではないし、前のほうにいるからといって、余裕があるとも限らない。同じ45時間でも、通勤の長さ、家事や育児の量、仕事の中身でまるで違う重さになり、この道具はそのどれも見ていない。分布は、ほかの人がどれだけ働いていたかの記録であって、目標ではない。

働いている時間の中身については、没頭する体験は、余暇より仕事の最中に多かったという研究を読んだ記事がある。平日の仕事のあとに残る時間については、平日19時以降の自由時間を調べた記事で扱っている。

よくある質問

残業や副業の時間は入っていますか?

残業は入っています。この調査の週間就業時間は、就業規則などで決められた時間ではなく、残業を含めて、ふだんの1週間に実際に働いている時間です。副業の時間は入らず、主な仕事(本業)の時間だけです。仕事を2つ以上している人は、就業時間の長いほうか、収入の多いほうが本業になります。

1か月に直すと何時間ですか?

1か月を約4.3週として掛けると、平均の38.4時間は月に約165時間になります。ただしこの調査は「ふだんの1週間」を聞いていて、祝日や休暇の週を差し引いていません。休みの多い月の実際の時間は、これより短くなります。

不定期に働いている人は入っていますか?

入っていません。週の就業時間を聞いているのは、1年に200日以上働く人と、200日未満でも曜日や日数を決めて規則的に働く人だけです。仕事があるときだけ働く人や、農繁期など特定の季節だけ働く人には週の時間がなく、働く人全体の約8%にあたるこの人たちは、表にも道具にも入っていません。日数や時間が不詳の人も、割合と順番からは外しています。

入力した値は送信されますか?

入力した労働時間や年齢の値そのものは送信しません。計算はすべてブラウザの中で行い、押したボタンの文字や結果もアクセス解析に記録しない設定にしています。ただし、サイト全体で使っている解析ツールは、どのページでも画面上のクリックやマウスの位置を記録することがあり、スライダーやボタンを操作した位置から、選んだ値のおおよそが分かる場合があります。Xなどで結果を共有した場合は、順位と、選んだ性別・年代・働き方を含む文が共有先に渡ります。

数字はどのくらい正確ですか?

平均は統計局の公表値をそのまま出しています。順番は、「40〜42時間」のような区分ごとの人数から、区分の中では人が均等に散らばっていると仮定して計算しました。区分は、表の5時間刻みと、同じ表の別の区切りの再掲を組み合わせたものです。実際には「40時間」ちょうどの人が多いと考えられ、その仮定は粗いので、同じ区分の人が100人中何番目から何番目までを占めるかを、順番と一緒に出しています。また、約54万世帯への標本調査なので、推計には誤差があります。週の時間が分かる人が推計で3万人に満たない組み合わせでは、答えた人が少なすぎるので、順番を出していません。調査は2022年10月1日現在で、それより後の働き方の変化は入っていません。

出典

総務省統計局「令和4年就業構造基本調査」第28表「男女、配偶関係、年齢、年間就業日数・就業の規則性・週間就業時間、従業上の地位・雇用形態別人口(有業者)-全国」、第92表「男女、配偶関係、年齢、従業上の地位・雇用形態、年間就業日数別人口、平均週間就業時間(有業者(年間就業日数が200日未満の者のうち不規則的就業の者及び季節的就業の者を除く))-全国」(2023年7月21日公表、e-Stat)。平均は公表値。割合と順番は、週間就業時間の区分別の人数から筆者が計算したもの。週間就業時間の定義は同調査の用語の解説による。

総務省統計局「労働力調査(基本集計)2025年(令和7年)平均結果の概要」表Ⅰ-9「雇用形態、週間就業時間別雇用者の割合の推移」(2025年平均結果は2026年1月30日公表、この概要は2026年3月31日掲載、統計局ホームページ)。週60時間以上の割合は、60〜69時間・70〜79時間・80時間以上の割合を筆者が足したもの。

「仕事の時間」は、総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」生活時間に関する結果(2022年8月31日公表)の、行動の種類別の行動者平均時間と行動者率(1週間の平均、10歳以上)。

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