収集
2026

性格診断で趣味の相性がわかっても、満足度の説明力は3%だ
職業選びのために作られた性格理論を趣味選びに当てはめてみると、何が見えるか。「自分に合うもの」を選んだつもりの趣味がなぜか長続きしない理由は、見立ての精度そのものに意外な限界があることらしい。

収集癖の心理。才能か、ためこみ症か、強迫的購買か
収集癖の心理を、個人差から読む。ためこみ症の双子研究が示す遺伝率、コレクターのパーソナリティ、強迫的購買障害との境界線から、集めるという行為の違いを追う。

買い替えられた家電の3割は、まだ動いていた——使い捨ての境目
ある実験では、修理の手配にわずかな手間が加わるだけで、毎回修理を選ぶ人が42%から35%に減った。同じ手間を買い替えに足しても、選択はほとんど変わらない。その非対称から、直せるモノと直せないモノの分かれ目を考える。

孤立しないコレクション。家族とどう共存するか
100組の夫婦の喧嘩日誌では、お金の喧嘩は回数で5〜6番目だった。それでも、ほかの話題より持ち越されやすかった。家族がコレクションを嫌う理由を、物の量と並んで「見えなさ」から考え直す。

道具の手入れを、儀式と呼ばずに書いてみる
革や金属の手入れを「儀式」と呼ぶ記事はよくあるが、心理学が定義する儀式とは、道具の手入れとはむしろ噛み合わない代物だ。手を動かす時間の正体を、統制感・自動化・労力の正当化という三つの研究から解体する。