趣味
2024

危険な趣味に惹かれる理由と、法律の内側にある代替案
一部の人が危険なほど強い刺激を求めるのはなぜか。感覚追求、エッジワーク、恐怖の神経科学という三つの角度から惹かれる理由を掘り下げ、その欲求を法律や安全の範囲内で満たす具体的な選択肢を考える。

ものづくりの趣味。編み物・手芸は女性16.5%、男性0.8%
ものづくり系の趣味は、性別も年齢の山も種類ごとに違う。静けさを調べたフローや塗り絵の研究が測ったものと測っていないものを分け、刺し子、革、陶芸など六つの入り口の費用と性質を並べる。

スマホでできる趣味の選び方 写真を撮ると記憶はどう変わるか
スマホで写真を撮ると記憶はどう変わるのか。ある実験では、描いた単語は書いた単語の2倍以上思い出された。一方、撮る枚数に上限がなくなって消えたのは「撮るかどうか」を選ぶ判断ではないか。実験と日本の統計から、スマホでできる趣味の選び方を考える。

ヒューマンウォッチングは当たるのか、数秒の印象と嘘の47%
ヒューマンウォッチング(人間観察)とは何か、辞書での扱いから始めて、数秒の印象が当たる範囲、嘘の見抜きが47%にとどまる研究、見られる側の変化と倫理までを、研究に照らして考える。

自己紹介の趣味を「戦略的に設計する」ことについて
自己紹介の趣味を、印象を操作するための台本として組み立てる発想がある。だがその発想を単純に「素直に話せばいい」で退けるのも早すぎる。自己呈示という営みそのものを扱った研究を辿ると、話はもう一段ねじれる。

ミントが枯れる原因。水のやりすぎの正体は、根の酸欠
ミントが枯れる原因を、水の量ではなく根の酸素から考える。地下茎で庭を占領するほど丈夫なミントが、鉢の中ではあっけなく枯れるのはなぜか。世話の焼きすぎという面から整理する。

趣味を「投資」と呼びたくなるとき、頭の中で起きている三つのこと
趣味の原稿を書きながら「投資対効果」という言葉に手が伸びた。罪悪感の相殺、生産性という物差し、そしてサンクコスト論法の誤用。その言葉一つが頭の中で担っている、三つの仕事について。

「痩せるために運動する」人ほど運動から離れていく逆説
体重や外見を動機に運動する人ほど参加が減り、通えたとしても満足感が目減りするという逆説がある。動機づけの「向き」を扱った実験群を辿りながら、結果志向とプロセス志向のどちらを土台にし、どちらをいつ重ねるかを考える。

「無料」を選ぶ客は3倍に増える。実際に払っているものは何か
「お金を使わない趣味」という括りを支えているのは倹約の美徳ではなく、ゼロ価格効果や市場規範をめぐる研究が示す、もっと具体的な錯覚と付け替えかもしれない。

「誇れる趣味がない」と感じる本当の理由
自慢できる趣味が欲しいという気持ちの正体は、たぶん承認ではなく、自分についての物語が欲しいという欲求だ。その物語を成立させる条件は種目のランクではなく、もっと厄介などこかにある。

一人で温泉に泊まるということ——一人の15分は感情の振れ幅を小さくし、寂しさもわずかに増やした
一人で温泉に泊まることに踏み出せない理由は、視線と手持ち無沙汰だと思っていた。一人で過ごした15分は、高揚も苛立ちも静め、寂しさもわずかに増やした。観光目的の宿泊旅行者のうち、一人は延べ約9%。

石鹸を彫る、鍵を集める——「非効率を楽しむ」記事が効率の語彙で書かれている件について
変わった趣味をIT用語で語ることをやめて書き直したら、今度は心理学と社会学の語彙で同じ矛盾を再演していないか、疑いながら書くことになった。