2026

趣味診断について、実際にやっていることを説明する
「AIがあなたの感性を分析する」という以前の告知は撤回する。実際にやっているのは、6つの質問への回答を3つのタイプに数えて表示するだけの、単純な集計だ。
お知らせ
「摩擦」が贅沢だ、と言いたくなるときに疑っておきたいこと
フィルムカメラのダイヤルを回す手応えを「贅沢な不便さ」と呼ぶ言説を、不便益の研究、効果ヒューリスティック、そして「切断できることは特権である」という指摘から検証する。
趣味
何かを集めるという趣味について
鉱石でも古書でも万年筆でもいい。何かを集め始めるとき、実際に何を選んでいるのか。診断で決めるものではない気がする、という話。
趣味
「資産になる趣味」という言い方について
機械式時計やヴィンテージカメラを「資産にもなるコレクション」として語る記事をよく見かけるが、その言い方がどこまで実態を反映しているのか、疑わしく思う点を書く。
趣味
集めたものを、ゴミに見せないための余白
棚に詰め込んだコレクションが、なぜか雑多に見えてくる。飾り方を変えてみて気づいた、余白の役割について。
趣味
なぜ大人は「無意味なもの」に惹かれるのか
「集めてどうするの」という問いに、収集は単なる消費行動ではないと思う。心理学的な報酬の話や、ため込みとキュレーションの違いから、収集という趣味について考えてみる。
趣味
秘境に行かなくても、休める場所はあるかもしれない
心身をリセットするには遠くの温泉地や長期休暇が要る、という思い込みを疑ってみる。銭湯やホテルのデイユース、感覚を遮断できる部屋のような、都市の中にすでにある設備について考えた。
「情報の密度」という言い訳
高い日用品を選ぶ理由を説明しようとすると、つい大仰な言葉に頼りたくなる。その言い訳を疑いながら、実際に長く使えているものだけを書き出してみる。
贈りもの
贈り物が「宿題」になる瞬間について
センスのいいプレゼントとは、相手の生活を乱さない小さな働きかけのことだ。ギフトが「宿題」に変わる境目がどこにあるのか、探す手間を引き受けるという視点から考える。
贈りもの
[会員限定]ficus weekly report #1
ficus読者への、はじめてのウィークリーレポート。今週公開した記事の振り返りと、その背後で考えていたことについて。
週報
【ソロキャンプの次】はどこにあるか?―消費としてのレジャーを脱却し、日常を開拓する「自己統治」というテーマ
ソロキャンプに飽きてしまった理由を考えてみる。道具を買い揃えるレジャーの先に、知性と身体で自分の環境をいくらか自分で制御してみる、という方向がある。日常や別のフィールドに応用できそうな10の視点。
趣味
手を動かす趣味に、何を期待しているのか
「物理世界の主権を取り戻す」という説明を面白いとは思うが、実際に手を動かしているときに考えているのは、結果がその場でわかることへの単純な安心感だ。
趣味
仕事に役立たない勉強を、それでも続けている理由
夕焼けが赤いのは、光が通過する大気の距離が長くなるからだと知っても、美しさが増すわけではない。ただ見え方は変わる。リスキリングという言葉に追われる中で、役に立たない学びを続けている理由。
趣味
「一生モノ」を見分ける、地味な着眼点
高いから、有名ブランドだから一生使えるわけではない。壊れたときに自分で直せるかどうかという、もっと退屈な基準について。
趣味
「摩擦」のある趣味は、本当に脳をリセットしてくれるのか
万年筆や手挽きコーヒーが「認知のデフラグ」になるという話をよく見かけるが、実際にそこにあるのはもっと地味な効果ではないか、と一度立ち止まって考えてみる。
趣味
「かっこいい趣味女子」を卒業する
SNSに溢れる「おしゃれで自立した」趣味のテンプレートに、どこか息苦しさを感じることがある。他人の評価から離れ、自分の意思決定そのものを研磨する趣味のあり方について考えてみる。
趣味
分解できないモノを、所有と呼んでいいのか
1932年、恐慌対策として政府が全製品に法律で「寿命」を割り当てるという案が真剣に検討された。中を開けられない今の製品は、その発想からどれだけ遠いのか。
修理する権利
Vol.06:部屋の間取りに、なぜ自分を合わせてしまうのか
「2LDK」という型に暮らしを合わせることと、家具の配置や照明を自分の生活リズムに合わせて考え直すことは、何が違うのか。修繕をめぐる連載の最終回として、住まいについて考えたことを書く。
建築
Vol.05:良い音を求めて、どこまでお金と手間をかけるべきか
圧縮音源とワイヤレスの何が実際に音を変えているのか。電源ケーブルや接点復活剤のような、効果の怪しい儀式との境目はどこにあるのか。音について書く五本目の記事。
修理する権利
Vol.04:保証シールを剥がして、中を見てみる
ノートパソコンの発熱が気になり、保証を切ってでも分解して掃除するかどうか悩んだ話。修繕をめぐる連載の4回目。
修理する権利