2026

分解できないモノを、所有と呼んでいいのか
1932年、恐慌対策として政府が全製品に法律で「寿命」を割り当てるという案が真剣に検討された。中を開けられない今の製品は、その発想からどれだけ遠いのか。
修理する権利
Vol.06:部屋の間取りに、なぜ自分を合わせてしまうのか
「2LDK」という型に暮らしを合わせることと、家具の配置や照明を自分の生活リズムに合わせて考え直すことは、何が違うのか。修繕をめぐる連載の最終回として、住まいについて考えたことを書く。
建築
Vol.05:良い音を求めて、どこまでお金と手間をかけるべきか
圧縮音源とワイヤレスの何が実際に音を変えているのか。電源ケーブルや接点復活剤のような、効果の怪しい儀式との境目はどこにあるのか。音について書く五本目の記事。
修理する権利
Vol.04:保証シールを剥がして、中を見てみる
ノートパソコンの発熱が気になり、保証を切ってでも分解して掃除するかどうか悩んだ話。修繕をめぐる連載の4回目。
修理する権利
Vol.03:がたつく家具に、金具を足してみる
組み立て式の家具がなぜ半年ほどで揺れ始めるのかを調べ、金属の補強金具を足してみた話。修繕をめぐる連載の3回目。
修理する権利
Vol.02:破れを隠さずに繕うということ
刺し子や当て布で服の破れを目立つように繕う「visible mending」について。直して着続けることは、修繕をめぐる連載の2回目として考えてみたい。
修理する権利
Vol.01:壊れたものを、すぐに買い替えなかった話
接着剤で密閉され、分解を拒む製品が増えている。修理をめぐる連載の最初に、なぜ自分で直してみたくなるのかを考えてみる。
修理する権利
机を毎晩リセットする習慣は、翌朝の集中力を変えるのか
寝る前の5分だけ、物を元の場所に戻す。それだけで、朝一番が「昨日の続きの片付け」から始まらずに済むようになった。効いているのは片付けの効能というより、タスクが一つ減っただけかもしれない。
建築
椅子とモニターの高さを直しただけで、肩こりはどこまで減ったのか
モニターの上端を目の高さに、肘を90度に。それだけで夕方の首のこわばりは目に見えて軽くなったが、人間工学マウスは数週間経っても元のマウスを上回らなかった。効いたものと効かなかったものを分けて書く。
建築
照明の色を変えたら、夜にスマホを見る時間が本当に減ったのか
机の手元に暖色のスタンドを足しただけで、夜スマホを見続ける時間が減った気がする。ただし「気がする」以上のことは言えない、という留保つきの記録。
建築
ケーブルの塊を、視界から消しておきたいだけなのかもしれない
マウスは無線、モニターは有線。「ハイブリッドの黄金律」と呼ぶほどのことでもない、機器ごとの単純な線引きの話。ケーブルの整理で心が落ち着くのは、情報が整うからではなく単に見た目がすっきりするからだ。
建築
机の上から物を減らすと、本当に集中できるのか
「視覚的ノイズ」を消せば集中力が戻る、という理屈を一度疑ってみる。片付けた直後の心地よさと、実際に効いていることの間には、案外距離がある。
建築
作業机を、何度も組み替えてきた話
おしゃれな部屋作りとは少し違う動機で、机まわりを何度も見直してきた。散らかった配線、合わない椅子、白すぎる照明。集中を妨げているものを一つずつ確かめていった記録。
建築
温泉から帰った翌朝、静けさはどれくらい保つものなのか
秘境の温泉から都会に戻った数日間、あの静けさは思ったより早く消えていく。持ち帰れるものと、持ち帰れないものについて。
趣味
社会的なラベルを脱いで、人生の手綱を取り戻す。趣味と「第一の成熟」について
ミッドライフ・クライシスを、終わりではなく「切り替わりの時期」として捉え直す。社会的役割を一度脱ぎ、趣味を通じて自分の人生の手綱を取り戻すための一連の記事をまとめました。
趣味
温泉旅館の豪華な夕食を、少し残すという選択
「もったいない」を押しのけてまで、旅館の食事を減らす意味はあるのか。消化にかかる負担と、旅先での食べ方について考えたことを書く。
趣味
42度と38度、湯温を変えるだけで何が変わるのか
42度の湯は緊急事態に近い反応を、38度の湯は逆に何もしないことへの許可を体に出す。温度・水圧・浮力という三つの物理変数だけで、入浴の効能を分解してみる。
趣味
もてなされすぎない部屋を選ぶということ
豪華な出迎えや盛りだくさんの食事より、何もない部屋のほうが休まることがある。「最高級のおもてなし」と「ただ静かな空間」は、なぜ両立しないのか。宿選びについて考えたこと。
趣味
電波の届かない温泉宿を、あえて選ぶ理由
「不便だから」ではなく「不便だから行く」。圏外の温泉地に惹かれる理由を、注意回復理論という言葉を借りながら、疑いつつ考えてみる。
趣味
硫黄泉に浸かると頭がすっきりする、というのは本当なのか
万座や日光湯元のような硫黄泉には、血管を広げて血流を良くするという話がついてまわる。硫化水素の作用から「ブレインフォグが晴れる」まで、どこまでが確からしい話なのかを追ってみる。
趣味